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部族の絨毯と布 caffetribe

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部族の絨毯と布

shasevanと宇宙人=1

昨日の続きですが、シャーセバン族のテントと彼らの卓越したセンスの毛織物の
一部を紹介します。
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photo by n.kasraian


これはイラン北西部からコーカサスにかけて生活するシャーセバン族の女性がナンを打っている光景です。
シャーセバン族のテントは半円形のドーム型で、おわんをひっくり返したような至ってシンプルな形です。なかに入ると結構広くて、ゆったりと落ち着きます。

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欧米でも圧倒的な評価を得ているシャーセバン族の毛織物は、その色彩とモチーフの面白さでは群を抜いているといえるでしょう。イラン北部のサバラン山やモーガン山などの高地移動するためか、はっとするようなセンスは覚醒した感覚とでもいえるのでしょうか...。
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このキリム(綴れ織)は数年前に、タブリーズのバザールで見つけたのですがどう見ても宇宙人と思われる(ウェルズのかの有名な火星人みたい)なモチーフが横一列に6人並んでいます。彼らがSF小説を読んでいたとは、考えにくくこれはやはり彼らのイメージした宇宙人ではないかと思い続けています。その後も何度もこのようなモチーフを探したのですが未だに見つかっていません。このキリムを買ったバザールの地下の店もその後3度ほど探したのですが見つからないのです。
●いまから数年前、2度目にタブリーズに行ったとき複雑なバザールで道に迷い、たまたま英語を話す男に、あちこちと連れまわされ入り込んだ小さな地下の店という記憶はあるのですが・・・。

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これはサドルバックの表です。(スマック織り)
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これはイラン中西部のザーランド周辺の部族です。

かつては生涯を遊牧という、アウトドアーライフですごしていた彼らは高地という自然条件も含め、我々には見えない何かが見えていたのかもしれないと、感じる時があります。
おそらくまったく明かりのない高地の夜は満点の星空が輝き、何ものかと交信していたかもなどと想像力を逞しくしてしまいます。
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そういえばテントの形テントの中も宇宙船を思わせる今にも浮かびそうな不思議な空間でした。
テントの中央は様々な毛織物が飾られています。
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右から二番めの大きな男性がこのテントのご主人でしたが、とても魅力的でした。分厚い胸とお尻が野性の中を逞しく生きてきた強さと、優しさを感じさてくれました。

シャーセバンの毛織物は続いて紹介したいです。
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by caffetribe | 2006-02-03 17:21 | 部族の絨毯について。