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部族の絨毯と布 caffetribe

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部族の絨毯と布

イランの絵本

現在銀座の小さな画廊でイラン人の描いた絵本展が行われています。

イランの絵本_a0051903_16355022.jpg


★モルデザー・ザーへディ展 3月の5日(日)までです。t-box ギャラリーにて
この絵は『ゴキブリねえさんどこいくの』という絵本の中の一場面のようですが、なかなかです。

この展示会の企画および絵本の翻訳は外語大の大学院を卒業したIさんです。

数年まえに知り合いましたが、そのころはカシュガイ族のじゅうたんなどに興味をもたれていて映画にもなった『ギャッベ』を紹介してもらいました。しばらくのイラン滞在後、イラン人作家による様々な絵本の紹介をされています。紹介している絵本には彼女の訳も付いています。

初めて展示をされた時に伺い、2冊の絵本を頂きましたがとても気に入っています。
イランの絵本_a0051903_16433576.jpg

『花壇の中に、お嫁さんとお婿さんが生えていた』
というシュールなタイトルですが、絵がポップでセンス溢れる表現です。

そしてとても気に入っているのが、今回展示しているモルデザー・ザへーディ絵の
       『小さいアリーとその仲間達』
イランの絵本_a0051903_16521982.jpg


これはイランらしい作品で、とにかく絵の色が美しい!!!
バクチアリ族やカシュガイ族のキリムを見ているよう(どうしてこう絨毯の話になってしまうのか・・・)

もうなくなられてしまったようですが、詩人であり児童文学者であったスィールース・ターフバーズ氏の文章もいいですよ。

小さなアリーが花や小鳥達とお話をする。寂しい時もおんどり、小鳥にうさぎ、花に木に太陽が遊び相手になってくれる。これを読んでいて、動物と話のできるドリトル先生の話を思い出しました。小さい頃大好きでした。

イランの絵本_a0051903_17566.jpg


このパラダイスの世界に是非足をお運びください。

詳しくはこのサイトで。
このブログからもリンクしています。
会場:中央区銀座8-11-13山田ビル3階 03-3573-5200

イランの楽園といわれたエラム文化をそのままに表したようなハムセの絨毯
イランの絵本_a0051903_1713442.jpg


またもや絨毯か?(反省)
by caffetribe | 2006-03-02 17:15

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