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部族の絨毯と布 caffetribe

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部族の絨毯と布

教会の中

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重々しい木の扉を開けて中に入ってみると、そこは白い壁とシンプルな十字だけのある静寂の空間でした。
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白い漆喰の壁から十字の形の光が差し込む見事な演出は、訪れる人を宗教的な気持ちに誘い込む不思議な世界です。後でこの写真をヨーロッパの美術に詳しい知人に見せたところ、かの有名なコルビジェなどもこの演出をうまく取り入れているのではないかという事でした。

●この壁の外側はこのようになっています。
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ピンク・紫・ベージュ・アイボリーなどなど、モザイクのような天然岩の壁には、様々な造形の十字が刻まれています。
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この大理石に刻まれた十字架のレリーフがどれも見事で、これまでに見た事ないようなバランスの取れた造形を持つもので、キリスト教徒でなくとも思わず十字をきりたくなるような雰囲気でした。
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このモチーフなどは、ケルトの神話に出てきそうな美しいフォルムでここがイランであるということは完全に忘れてしまうほど、時間が2000年前にタイムスリップしてしまうかのような、時空を越えた世界でした。
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この大理石のレリーフの下半分には、おそらくアルメニア語で書かれたと思われる碑文が刻まれていました。
そんな美しい大理石のレリーフがごろごろと無造作に転がっていて、思わず持ち帰ってしまいたくなる(いけません!)衝動にかられました。
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by caffetribe | 2006-04-28 15:08 | 出会いの旅