ブログトップ

部族の絨毯と布 caffetribe

caffetribe.exblog.jp

部族の絨毯と布

ザへダン~クエッタ

飛行機に乗り込むと、中は比較的空いていた。
座席を探そうとボーディングパスを見ると、なにやらペルシア語で走り書きのような文字。
とても理解できそうもないのでアテンダントの方をみるとにやりと笑い目配せで、好きなところに座ればとでも言いたげだった。
周りにいる民族衣装の大男達も、どうやら勝手に座っているようだ。そうかこの飛行機は自由席なのか?イランでは、かなりローカルな国内線でも、飛行機は指定席が多い。これは国際線なのに・・・。

二人がけ席ににゆったりと座り離陸を待つと、先ほどのアフガン人が前の座席に座った。
彼はドイツ語とダリー語、こちらはほんの片言のペルシア語なので、お互いにどこまで理解しあえたのかは神のみぞ知るところだが、彼がドイツのハンブルグで洋服のビジネスを始めて結構調子が良い事、その服の生地をパキスタンで仕入れるために帰国すること。
久しぶりの家族に会えるのをとても楽しみだと言っていた。またドイツ製品はメイドインジャパンと同様大変に人気で、クエッタ~チャマン経由でアフガニスタンに持ち込むらしい。おそらく税金がかからないのだろう。
a0051903_2123313.jpg


ザへダン給油などで暫く待ってから、いよいよアフガニスタンをかすめてクエッタだ。
途中黒い岩が多く荒涼とした、シスターン~バルチすターンを見下ろしながら、そういえばこの辺りでパキスタンは核爆弾の実験を行ったのだ、などと思っていると飛行機は静かに降下を始めまもなくクエッタに到着した。

クエッタの空港では、ヒンディ語・ウルドゥ語はもちろん、バルーチ語や究極のブーラフィー語を話すW大学M先生が迎えに来てくれるらしい。先生の専門である民俗音楽の調査もかねてバルーチ族の暮らすバローチスタン南部にもうすぐ行けると思うとワクワクしてきた。
a0051903_212741.jpg


空港では歓迎のミルクティをご馳走になり、気持ちもリラックスしてきたところに、大きな荷物をカートにに積んで彼が降りてきた。
マシャドで貸したお金をリクエストしようかどうしようかと、少し迷ったが、彼を迎えに来た男がいたので話をすると、早速彼からのパキスタンルピーで20ドル分を即座に返してくれた。
これで益々気分がよくなり、今回の旅の行く先が明る見えてきた・・・。
a0051903_21282284.jpg

[PR]
by caffetribe | 2006-09-17 21:09 | 出会いの旅