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部族の絨毯と布 caffetribe

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部族の絨毯と布

のだ村とシスターン

友人の陶芸家の作品展を見にいく機会があった。
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陶芸家は泉田之也さんという。
彼の会うのは、数年前に彼の家と工房のある岩手県ののだ村日形井をを訪れてから数年ぶりだった。
久しぶりだったがなんだか若返ったような彼の様子をみてこちらも元気をもらうことが出来た。

のだ村日形井を最初に訪れたのは、15年も前だったか・・・。
ふとしたきっかけで迷い込むように訪れたのだが、時間軸が2000年ほどすっ飛んでしまったかのような強烈なインパクトだった。
帰り道には友人のジープが壊れ、途方にくれてリアス式鉄道の駅まで延々と歩いた。
そのときに見た光景はまさに縄文時代で、その原風景は今でもはっきりと思い出すことが出来る。
その後も中毒のように何度か訪れたのだが、泉田さんに会っていまだに変わっていないマージナルな日形井をうかがい知ることが出来た。
泉田さんはそこに工房を構え世界がうなる作品を発信しつづけている。

そこには南部曲屋と呼ばれる伝統的な茅葺屋根の民家が現役(オリジナル)のまま残っているて、アジア民族造形館という村営の博物館(その茅葺の曲屋が展示場)と宿泊施設(座敷童子の居る)がある。

泉田さんは朝日の陶芸グランプリを2回も続けて受賞していて、若手の陶芸家の仲では最も将来が期待されている。友人のイラン人陶芸家も彼のファンで、今回は同行し一緒に色々な話が出来た。
開口一番、『イランやアフガニスタンの砂漠地帯の上空から見た写真が大好きなんです。』
と泉田さんは言った。それはちょうどイラン人のサブーリさんが大学時代に住んでいたシスターン地方の景色と重なる。

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話は盛り上がり、いつかイランで泉田さんの個展を開こうという話になった。

そして、なぜかこれは近いうちに現実になりそうな予感がした。
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by caffetribe | 2007-03-11 13:47 | 展示会あれこれ