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部族の絨毯と布 caffetribe

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部族の絨毯と布

ホラサーンの村から

イラン~イスタンブールの仕入れと絨毯の国際会議(ICOC)から戻りました。
今回は3週間ほどで5つの都市や村を回りました。

久しぶりにトルコ航空でイスタンブールからテヘランに入りましたが、イスタンブールの洗練された空気には驚きました。日本人の団体の観光客も以前よりは減っているそうですが、年配の方を中心に空港ではなぜか目立ちます。

まずはテヘランで3日ほど滞在して、マシャドへ向かい仕入れの合間に友人サンバシオン氏の故郷の小さな村へ出かけました。
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この村はマシャドから東に100キロほど行ったところにある20件ほどしか家のない小さな小さな部落ですが、空気がとても澄んでいてハードな仕入れの中でほっとするひと時でした。
途中からは舗装されていないでこぼこの砂利道を1時間も走ったでしょうか・・・。

サンバシオン家族の妹さんが住んでいて、ここで羊を飼いながらのどかに暮らしていました。
時よりは羊飼いや、鶏などの家畜の世話の合間に、シンプルな絨毯を織っているのですが
ここでも今時の流行りか、ギャベ風のものを織っていました。
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染めていない手紡ぎの糸で、ナチュラルな風合いの素朴な絨毯です。
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今回の仕入れではあちこちのバザールやお店で、このナチュラルカラーの絨毯やキリムを多く目にしました。これも世界のマーケットの影響なのか、時代は確実にシンプル・モダンに向かったいるようです。
もともとオリジナルは赤やカラフルな色が多い絨毯やキリムなので、数年前にはあまり見られなかったことです。
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そんな世界の流行などはどうでもいいように、ただただ丹念に糸を結んでいく
小さな村の織り手達はどんなことを考えているのでしょうか?

こうして絨毯は織られ、日本を含めた世界中に渡っていくのでしょう。

こんな小さな気持ちの良い村の空気が絨毯を通して伝わっていくといいなあと感じました。
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by caffetribe | 2007-04-26 17:28 | 出会いの旅