ブログトップ

部族の絨毯と布 caffetribe

caffetribe.exblog.jp

部族の絨毯と布

手仕事フェスタ=sui=に参加します。

昨年の夏に行われた、「美しい手仕事プロジェクト」からはや一年が経とうとしています。
a0051903_2236739.jpg

思えば色々なことがありましたが、多くの方々に参加して頂けたことを感謝しています。

今回はその「美しい手仕事プロジェクト」から、また一味違った方向へシフトしたいイベント『手仕事フェスタ=sui=』に参加します。
『手仕事フェスタ=sui=』15人を越えるたくさんの手仕事人が集まったお祭りです。
カンタありイカットあり、スザニあり、キリムあり、ギャッベあり、バルーチあり、中国家具・李朝家具あり
アンティーク家具あり、ウズベク陶器あり、苔アートありのなんでもありのイベントです。

まずは昨年に引き続いての登場は西ベンガル地方の刺し子「The Kanta」カンタ刺しです。
望月真理さんが福島いわき市から駆けつけてくれます。

昨年の復習なりますが。 『美しい手仕事プロジェクトより引用』

カンタとは・・・。

カンタには、サンスクリット語で「苦行者がはおっていたつぎはぎした布」という意味があります。
使い古され薄くなった木綿のサリーや腰布を再利用し、何枚も重ねて地布とし、これにサリーの端の色糸を使い繰り返し縫い合わせます。

a0051903_2240320.jpg


カンタの色と模様
使い古した木綿を使うため、地は白色です。その上に赤、藍、黒、黄色などを使います。
模様は基本的には融通無碍ですが、中央にロータス(蓮)を置き、その周りに動植物、ヒンドゥーの神々、幾何学模様など、平安な生活を願う吉祥文がよく描かれます。

a0051903_22421267.jpg


カンタからノクシカタへ
ベンガル地方に暮らす土着の女性たちの手による階層や宗教を超えた自由な手刺繍がカンタです。
一方、NGOなどの働きかけで、技術訓練を受けた農村女性が、売ることを目的として商品化されたカンタがノクシカタです。ノクシは絵を表します。

a0051903_22443093.jpg


望月真理が語るカンタの魅力
「カンタの魅力は自由勝手なところですね。その時ばったりというか、思いつくまま。曲がっていようが丸くしようが、三角にしようが上と下が違っていようが、即興で好きに刺している。西洋刺繍のように“こうあるべし”という決まりのない自由奔放な刺繍絵です」

a0051903_22445737.jpg


ワークショップはありませんが、29・30・31の三日間とも望月さんが会場入りして、上のようなコレクションを前にカンタについてのあれこれを語ってくれると思います。
カンタの技法については、もちろんですが、こうあるべきという考えにとらわれない柔軟な心がいかに大切かを
長年の経験からお話してくれることでしょう・・・。
手仕事とはなにか?どうしてこれほど心を打つのか、じっくりと経験して頂けると嬉しいです。

a0051903_22524459.jpg


また会場では、珍しい女性だけのユニット(沼沢ゆかりさん&石田詩織さん)による北インド音楽演奏や
インド舞踊&ヨーガなどの公演も行われます。

詳しくはこちらから手仕事フェスタSUI公式ブログ
[PR]
by caffetribe | 2009-05-20 22:57 | テキスタイルテキスト