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部族の絨毯と布 caffetribe

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部族の絨毯と布

新日曜美術館で建築家、吉村順三の家を見ました。

これまで見た様々な家の中でこれほど絨毯(特にタイマニ族の)を敷いて見たいと
思った家はありませんでした。

特に軽井沢の家は大きな鳥の巣が、雑木林の中にたたずんでいるようで和みました。
特別な造形的うったえはないのですが、落ち着きそう、住んでみたら、良いんだろうな
と直感的に感じました。
住んでみてはじめて更に良さがわかるという、コメントもありましたが、「簡素にして品格のある」
素敵な空間でした。
部屋には、新しそうな真っ赤な平織りの敷物がありましたが、大きな窓からみえる緑と
調和していました。
ここに少し古びたタイマニを敷いたらなあと、ついつい職業病がでてしまいましたが・・・。

もっともはまっているタイマニの絨毯を紹介します。
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    アフガニスタン ヘラート東部 山岳遊牧民タイマニ族 お祈り用絨毯
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# by caffetribe | 2005-11-29 18:38 | 部族の絨毯について。
部族の絨毯とや布に見せられて、はや20年が経とうとしています。
これまでに集めたモノや情報をこのブログで少しずつ紹介していきたいと思います。

昨日まで、インテリアトレンドショーJAPANTEX2005に出展していました。
多くの人たちとの出会いの中で、様々な希望の光が見えたように感じました。

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世界中の先住民や少数部族の手仕事の紹介を通じて、20世紀に消えていった
多くの手仕事の遺産を見つめなおし、次の世代へ繋げて行ければ・・・という思いです。

希望をこめて「虹を渡る」映像を、入れることの出来なかったSiddiq Barmack監督の住む
アフガニスタンの部族のフエルトを紹介します。



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   アフガニスタン ハザラ族 フエルト
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# by CAFFETRIBE | 2005-11-27 15:03 | 部族の絨毯について。
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ここ10年ほど10月の中旬に盛岡の岩泉純朴家具のお店で
展示会をしています。


店の近くを流れる北上川ではちょうど鮭の遡上の時期で、運がよければ橋の
上から鮭が川をのぼるのがみられます。
からだ中を傷だらけにしてひたすら、川をのぼる鮭を見るのは複雑な思いに
させられます。
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聞くところによると、海からほとんど何も食べずに遡るようですが、何がそうさせるのか
鮭に聞くわけにもいかず、ただ尊敬のまなざしで無事に産卵できる事を祈るばかりです。

盛岡は、落ち着いた町です。しっかりと根をはった広葉樹のような人々と味のある街並みは
ここ10年ほどあいも変わらずに存在し、訪れるひとを和ませてくれます。

宮沢賢治にちなんだ材木町は、殊に素晴らしい手仕事を残した南部藩の伝統を今に伝えて
います。


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ホラサーン州 イラン北東部 バルーチ族 絨毯 20世紀初め
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# by caffetribe | 2005-10-01 15:10 | 展示会あれこれ
8月の下旬から9月の中旬まで、仕入れのためにイラン各地を訪れました。
今年で14回目となるテヘランでのじゅうたん展(ナマーシカ)を見に行きました。

テヘラン郊外の高級住宅街にある会場は国際見本市なども行われる、立派な
モノです。とはいっても東京ビックサイトのようなぎょうぎょうしさはありません。

近くには公園があり、休日には日ごろ慌しいテヘラニー達のかっこうのピクニック場所です。
このあたりは、イラン在住でいらっしゃるsaraさんの≪イランという国から≫にとても詳しく
載せられています。

今回はいわゆるペルシア絨毯ではなく、日本人のテイストにあうような敷物をさがすのが
ひとつの目的でした。
大型の展示ホールには目のくらむようなシルクの高級絨毯やギャッベとして知られる
カシュガイ族製といわれている(本来はザクロス山脈の遊牧民)カラフルな絨毯が溢れ
絨毯好きにとっては見飽きないイベントです。

ほとんどのブースを見終えて、最後に一番端っこの目立たない会場で、絨毯やキリムではない
面白いものを見つけました。

したたかそうな絨毯商のなかで、いかにも美大を出ましたというような若者が2人でやっている
ブースで、ポップなフエルトを見つけたのです。
パステル調や、黒基調というような自由な感覚のフエルトの敷物はとても新鮮に見えました。

フエルトをペルシア語で「ナマド」と呼びますが、これは英語のnomad の語源かも知れず
遊牧民にとったは欠かせない、原点のような敷物です。
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これは日本の若者にうけるかも?
少しシャイなオーナーもとても感じか良かったです。

京都在住のフエルト作家ジョリー・ジョンソンさんのようなものもありました。
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そのあと偶然に見つけたタブリーズというとで手仕事だけの展示会(ナマイーシカ)では
実際にフエルトを作製している現場もみることができました。
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# by caffetribe | 2005-09-09 00:30