2008年7月『美しい世界の手仕事プロジェクト』がスタートします。
世界には本当知られていない美しい手仕事があった。
それらはこの20年ほどで驚くほどの速さでなくなりつつある。
そしてこれから先も、それらの手仕事が復活する気配は見えてこない。
ここでこのような美しい手仕事の伝統が消えてしまうのはあまりにも寂しく、同時にそれは私たちの責任でもある。
だったらどうしたら良い?
答えは簡単ではないが、ひとつだけ思うことがある。
そう、一人でも多くの人がこの素晴らしい手仕事の布や絨毯、タイル、などの手仕事を好きになれば良い。
そんな思いがここでは出来るのではないかという、淡い期待を持ちながらスタートしようと思う。
まずは現在のバングラデシュ(ベンガル地方)のカンタ刺しのコレクションを紹介出来る幸運に恵まれた。
いわき市に住む刺繍家望月真理さんが30年かけて集めたカンタ刺繍の世界の紹介である。
会期は7月12日から9月末まで。
まずはカンタを中心としたバングラデシュ~インドから熱い思いの篭った布世界。
詳しくはこちらのブログでも少しづつ紹介して行きたいと思っている。
『美しい世界の手仕事プロジェクト』